ゴールデンウィークに旧箱根街道を歩いてきた。空前絶後の10連休。人のいないところに行きたかったのだ。 平成は終わってしまいました。 出発地点は箱根湯本駅。歩き始めは曇り空だったのだけど、すぐ雲はひらけて、青々とした空になった。 たいして調べずに来たので、どこからが箱根旧街道なのかは不明なのだけど、とりあえず、駅から適当に歩き始める。ふつうの一般道だ。自分が本当に箱根旧街道を歩いているのかよくわからなかった。 30分ほど、温泉街がたちならぶ舗装された道をすすむ。しばらくすると、舗装は剥がれて、旧街道!という感じの自然に満ちた道に突入した。太陽が力強く照りつけていてすぐに汗ばんだ。時々道脇にある箱根旧街道の説明には、昔はこの道を馬にのって歩いていたのだよいうような説明があった。よくこんな道を歩いていたなあと思う。 緑がここちよい。 橋とはいいがたいレベルの木の板の上を歩き、小川を渡っていく。