『淵に立つ』『よこがお』の深田晃司監督が、初めて手がけたテレビドラマを自ら再編集して完成させた『本気のしるし 劇場版』。第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選ばれたことでも話題を呼んだ問題作が、10月9日より日本で劇場公開される。 すべてに情熱を持てないサラリーマンの辻が、男を惑わせずにいられない女、浮世の命を救ったことから人生を狂わせる底なし沼にハマっていく――。観る者を戸惑わせるこの奇妙で予測のつかないラブサスペンスはいったい何を映し出しているのか? そして全10話約4時間のドラマを再編集して、なんと約4時間の映画を作ってしまった深田監督は、いったい何を考えているのか? 深田監督自身の言葉と、主演の森崎ウィンらキャスト陣やゲストとのトークを通じて『本気のしるし』の正体を突き止めるトークイベントを、ネタバレなしの第一部とネタバレありの第二部の二部構成でお届けします。『本気