予想通りVAIO Xを衝動買いしてしまった。 「一般購入に先駆けて買える」という特典にエントリーしたが、先行予約の販売日はウェブサイトが超混雑していてまったくアクセスできず、結局、一般販売日のほうが楽に買えた。量販大手の予約ではレジに長蛇の列ができたが、近所のTSUTAYAでは平積みでレジもガラガラだった「ドラクエの発売日」を思い出す。 そんなVAIO Xのほぼ最上位モデルを、購入後、約1週間使ってみた。筆者は過去、多くのVAIOノートも購入しているが、基本的には「ThinkPad」ユーザーなので、その辺りも割り引いて読み進めて欲しい。 VAIO Xのいちばんの特徴は、本体がモバイルPC史上でも極めて薄く非常に軽量というところだ。高さは13.9mmで、Lバッテリー時は約765g、オプションのSバッテリーを装着すると655gにまで減らせる。薄過ぎて、両手で液晶パネルを開くにも少しコツが要る。