3月の新刊『君の歳にあの偉人は何を語ったか』で 一番好きなエピソードが立川談志のこのエピソード。 実はあんまり年齢は関係ないのだけど49歳の達観した哲学が心に染みます。 今回はこの項目をご紹介します。(ほぼ転載) 「よく覚えとけ。現実は正解なんだ。 時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。 現実は事実だ」(立川談志/49歳) ■嫉妬しても何も状況は変わらない 何をやってもうまくいく人がいる。 要領がよく、周囲からも何かと気に入られるような人だ。 明らかに自分のほうが頑張っているし、結果も出している。 なのに、注目されるのはいつもアイツ。 そんなときに、思わず芽生えてしまう感情が「嫉妬」である。 「実力者に気に入られているから」 「たまたま運よく結果が出ただけだろう」 「本当は自分のほうが……」 など、自分より前を走っている人を見ると思わずそんなことも言いたくなってしまう。