Windows 95以降のWindowsでは,CD-ROMドライブに挿入したメディアを自動判別して適切なプログラムを実行するという自動再生の機能が提供されています。便利な機能ではあるのですが,ユーザーが望んでいなくても自動再生してしまうため,わずらわしく感じられる事が多いのも事実です。もちろんこの自動再生機能は無効化することができますが,Windowsのバージョンによってその方法はさまざまに異なっています。 Windows 95/98/Meでは,デバイスマネージャの画面から各ドライブ毎に自動再生を無効にする設定ができました。Windows NT/2000ではドライブ毎に設定することはできませんが,レジストリを変更することですべてのCD-ROMドライブについて一括して無効化することができました(リスト1)。 ;=== CD-ROMの自動再生を無効化 [HKEY_LOCAL_MACHINE\S