入管施設で亡くなったスリランカ人女性をめぐり維新議員の発言が物議を呼んでいます。 (弁護士 5月17日) 「事実無根のデマを流していいことにはなりません。私たちは、ご遺族を深く悲しませるデマの流布について、強く抗議いたします」 強い口調で非難したのは、2021年3月に名古屋の入管施設で亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33)の遺族を支援する弁護士ら。入管難民法をめぐる国会議員の「発言」に対して、事実無根だとして撤回と謝罪を求めました。その発言が次のものです。 (日本維新の会 梅村みずほ参議院議員 5月12日の参議院本会議) 「よかれと思った支援者の一言が、皮肉にもウィシュマさんに“病気になれば仮釈放してもらえる”という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながったおそれも否定できません」 日本維新の会・梅村みずほ参議院議員の発言に、議場でも疑問の声