民主党の小見山幸治参院議員(53)=岐阜選挙区=の資金管理団体が、フィットネスジムを全国展開する「RIZAP(ライザップ)」に政治資金から75万円を支出していた問題で、小見山氏の事務所は1日付で、昨年分の収支報告書からこの支出を削除する訂正を岐阜県選挙管理委員会に届け出た。 小見山氏の秘書は取材に対し、「政治活動の一環と認識していたが、多くの意見や批判をいただき、適切な支出ではなかったと判断して訂正した」と話した。 秘書によると、小見山氏は昨年、東京都内のジムで食事療法の座学やトレーニングを受けていたという。問題が明るみに出た11月末、秘書は取材に対し、「肉体改造の新たな方法を学ぶことで、スポーツ振興に役立てたいという思いだった」と説明していた。