これは RxJava Advent Calendar 2015 の第22日目の記事です。昨日は kazy さんによる RxJava 2.xについて でした。 この記事では、 RxJava を理解するために自分が RxJava をどのように捉えているか、という話をします。なお、自分は ReactiveX や Reactive Functional Programming について詳しいわけではないので、その方面の理解の助けになるものではありません。どちらかといえば、RxJava という特定のライブラリをこう理解しておけば全体の挙動を把握しやすいのではないか、という生活の知恵のようなものになります。RxJS や他のライブラリではまた異なる実装かもしれませんのでご留意ください。 RxJava は非常に強力でよく考えられたものですが、ソースを見て挙動が直感的に分かるとは言えないライブラリです。本稿