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2009年8月20日のブックマーク (2件)

  • 洪水に強いイネの遺伝子特定=食糧問題に貢献期待−名大など(時事通信) - Yahoo!ニュース

    東南アジアや南米などには、河川のはんらんで水田が水没しても、1日に20〜30センチのスピードで背丈を伸ばして生き延びる「浮きイネ」と呼ばれるイネがある。名古屋大などの研究チームは、浮きイネが水位を感知して背丈を伸ばす遺伝子を特定、20日付の英科学誌ネイチャーに発表した。研究成果は、稲作可能地域を増やすなど糧問題に貢献できるという。 名古屋大生物機能開発利用センターの芦苅基行教授らは、イネが水没すると、エチレンという気体状の植物ホルモン濃度が内部で増加することに着目。浮きイネはエチレン濃度の増加を感知して働き出す2つの遺伝子を持っており、これが背丈を伸ばしていることを発見した。 これらの遺伝子は野生のイネにも存在したが、現在日などで栽培されている品種にはない。浮きイネは通常の条件でも背が高くなり、風などで倒れやすいため、品種改良を重ねるうちに失われたという。 研究チームは、これらの

  • バター在庫、適正水準の2倍に=品不足から一転(時事通信) - Yahoo!ニュース

    昨年春にスーパーの店頭などで品切れが続出したバターが、一転して余剰感を増している。国内経済の低迷に伴う乳製品の消費減などが主因で、農水省によれば、在庫量は適正水準の2倍に当たる国内消費量の約5カ月分に達している。乳業メーカーが、原料の生乳を有効活用するために乳製品の中では長持ちするバターの生産に回したことも、在庫増に拍車を掛けた。 同省によると、景気の落ち込みを受けて、製パン業者や菓子メーカーが「原料用バターを割安な外国産などに切り替えてコストを低減した」(牛乳乳製品課)。家庭用も売れ行きが伸びず、国内在庫は海外からの追加輸入などで供給が安定した昨秋以降、増勢が続いている。 一方、雪印乳業が2007年秋に北海道の新たなチーズ工場を稼働させるなど、乳業各社は需要拡大を期待してチーズの生産能力を増強してきた。しかし、景気後退で昨年はチーズの消費量が前年を下回り、当てが外れた。そこで各社は、