米通信事業者大手のベライゾンビジネスの日本法人、ベライゾンジャパン（東京都渋谷区）が、新たな事業方針を発表した。7月に就任した磯逸夫社長（写真）は、「クラウドコンピューティングの時代に向けて、SIerやソリューションパートナーなどと積極的に組んで行きたい」と抱負を語った。 ベライゾンビジネスは米ベライゾンコミュニケーションズの事業部門の一つで、法人向けにデータやIP、音声、ワイヤレスといったネットワークサービスを提供している。2007年7月にはサイバートラストを買収するなど、マネージドセキュリティも推進中。日本法人は2006年1月に設立され、2007年9月には国内のベライゾングループ4社が合併し、ベライゾンジャパン合同会社として新たなスタートを切っている。 ベライゾンジャパンの今後の目標は、既存ユーザー向けに「プレミアアカウント」を用意するなどさらなる支援の推進、サイバートラストの買収によ