兵庫県の斎藤知事をめぐる一連の騒動を受け、当初予定されていた特殊詐欺対策イベントへの出席が「混乱が生じる可能性」を理由に見送られたことが分かった。 このイベントは知事の“肝入り事業”だった。 ■「知事が出席することで混乱が生じる可能性があるため」と施設側斎藤知事の欠席が明らかになったのは、今月13日にイオンモール神戸南で開かれる予定の特殊詐欺対策キャンペーン。 兵庫県によると、特殊詐欺対策事業は、県が去年15億円もの補正予算を計上した斎藤知事の重要施策として注目されていて、イベントの計画当初から知事の出席が予定されていた。 しかし、兵庫県によると先月、イオンモール側から県の担当者に「施設の利用を遠慮したい」という連絡が入ったという。 理由について、イオンモール側は「一連の騒動によって知事が出席することで混乱が生じる可能性があるため」としているということだ。 この要望を受け、県は知事の欠席を