上限超え200万円受領 上回る50万円は19日付で返還 桜田義孝五輪担当相が代表を務める自民党千葉県第8選挙区支部が2017年4月、有識者でつくる政策提言団体「国家ビジョン研究会」(東京)から政治資金パーティーの代金として、政治資金規正法が定める上限額を50万円上回る200万円を受け取っていたことが、桜田氏の事務所などへの取材で判明した。50万円は19日付で返還し、200万円の受領を記載した政治資金収支報告書も同日付で訂正したという。 同法は1回のパーティーで同じ団体から受け取る金額の上限を150万円と定めている。桜田氏の事務所は「上限があるのは認識していたが、担当者が忙しくてそのまま受け取ってしまった」としている。県選管は20日、訂正後の収支報告書を公表した。