自民党竹下派の会長として例会であいさつする竹下亘衆院議員=2019年11月28日、東京・永田町、西山明宏撮影 自民党竹下派会長の竹下亘衆院議員(島根2区)は18日、島根県の丸山達也知事が東京五輪聖火リレーの中止を検討すると表明したことについて、「知事の発言は不用意だ。注意しようと思っている」と語った。首相官邸で菅義偉首相と面会後、記者団に語った。 丸山氏は17日に開いた同県の聖火リレー実行委員会の臨時会で、中止検討を提案。「東京都と政府が適切な新型コロナウイルス対策を行っていない」ことを理由に挙げている。 竹下氏によると、首相との面談では聖火リレーは話題にしなかったという。どのような立場で知事を注意するかは語らなかった。竹下氏は2019年の同県知事選で、丸山氏と別の候補を応援した経緯がある。(楢崎貴司)