17都府県のコンビニの現金自動預け払い機(ATM)で今年5月に18億円超が一斉に引き出された事件で、山口組や神戸山口組、道仁会など少なくとも6組織の指定暴力団が事件に関与していたことが警察当局への取材でわかった。 クレジットカードの暗証番号がハッキングによって無効化されていたことも判明し、警察当局は、暴力団など国内の犯罪組織が海外のハッカー組織と手を結び、不正引き出しを計画したとみて解明を進めている。 警察当局はこれまでに現金引き出し役など計92人を窃盗容疑などで逮捕。背後の捜査を進めた結果、いずれも指定暴力団の山口組、神戸山口組、稲川会、住吉会、道仁会、合田一家の6組織の傘下組織幹部や組員が事件に関与していたことが確認された。このほかに別の指定暴力団の関与も浮上している。
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