経営不振に陥っている大手電機メーカーのシャープは、24日、臨時の取締役会を開き、台湾の大手電子機器メーカー「ホンハイ精密工業」による買収の提案を受け入れることを正式に決め、日本の大手電機メーカーとして初めて海外メーカーの傘下に入ることになりました。
政府は、地方創生に向けた国の機関の地方移転を巡り、定員が230人余りの文化庁について、誘致を希望していた京都府に数年以内に、全面的に移転する方針を固めました。 それによりますと、定員が230人余りの文化庁について、一部の事務に関わる部署を除き、誘致を希望していた京都府に、数年以内に、全面的に移転するとして、関係省庁による「移転協議会」を新たに設け、移転の時期や費用の検討を進めるとしています。 また、徳島県が求めていた消費者庁や、和歌山県が希望していた総務省の統計局については、一部の職員が現地で業務を行う実証実験などを行ったうえで、ことし8月末までに結論を得ることを目指すとしています。 一方、大阪府が求めていた中小企業庁や、北海道や兵庫県が希望していた観光庁は移転せず、地方の経済産業局や運輸局の機能を強化するとしています。 政府は与党と調整したうえで、この方針案を来月、「まち・ひと・しごと創
シャープは2月23日、従来型携帯電話「SH-03」をNTTドコモ向けに納入すると発表した。カメラ機能を搭載していない、シンプルな折り畳み式ケータイだ。発売は26日の予定。 シャープが普及の先駆けとなったカメラ付き携帯電話だが、携帯カメラによる情報漏えいリスクも顕在化し、オフィスや工場などでカメラ機能なしの端末を使いたいニーズがある。また、高機能なスマートフォンが普及する一方で、通話機能に特化したケータイへのニーズも多いという。 SH-03はカメラ機能を省いた上で、防水(IPX5/7)・防塵(IP5X)対応やリモートでロックができるセキュリティ機能(ドコモ「あんしんマネージャー」契約が必要)などを備え、ビジネス用途に配慮した。片手でワンプッシュで本体が開く機構や、通話の録音機能、ハンズフリーが可能なBluetooth通信機能、Webブラウザも搭載している。
経営再建中のシャープは25日の臨時取締役会で、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業による支援を受け入れることを決議した。鴻海が7千億円規模を投じてシャープを買収する内容で、月内の合意を目指して最終調整を進める。官民ファンドの産業革新機構もシャープに3千億円規模を出資する支援案を提示していたが、拠出額の多さなど条件面で鴻海の提案が上回ると判断した。国内大手家電の一角を占めるシャープが外資傘下に入ることになった。 鴻海は、シャープ株の過半数を取得、主力取引銀行の優先株を買い取る。現経営陣の続投や40歳以下の従業員の雇用維持を約束しており、太陽電池事業以外の売却を否定するなど好条件を提示した。 シャープをめぐっては、最先端の液晶技術の海外流出を懸念する政府の意向を踏まえ、革新機構も支援案を提案。3千億円規模の出資で経営権を取得し、不振の液晶事業を分社化して、同じ革新機構が出資する中小型液晶大手ジャ
福島第一原子力発電所の事故からまもなく5年になるなか、東京電力は、来月から大半の場所で防護服も手袋も着けずに作業できるよう段階的に運用を見直す方針を固めたことが分かりました。これまでの対策で、敷地内の放射線量が大幅に下がったためで、廃炉現場で働く作業員の負担軽減を図りたい考えです。 これに対して汚染された土を剥ぎ取ったり、地面を舗装するなどの対策が進められた結果、地表付近の放射線量が、目標としていた毎時5マイクロシーベルト以下に下がったエリアは、去年12月現在で全体のおよそ90%に上るということです。 このため東京電力は、来月上旬から対策が済んだエリアについては、防護服も手袋も着けずに一般的な作業服だけで作業ができるように運用を見直す方針を固めました。ただし、現場の混乱を避けるため対象となる作業員は、段階的に増やしていく方針で、事故から5年になるなか、作業員の負担軽減を図りたい考えです。
岐阜市の市立図書館が入る複合施設に外資系のコーヒーチェーンの店がオープンし、コーヒーを味わいながら読書を楽しむ人でにぎわっています。 岐阜市立図書館が入る「ぎふメディアコスモス」は、去年7月に開館した複合施設で、24日、外資系のコーヒーチェーン「スターバックスコーヒージャパン」の直営店がオープンしました。 店内のカウンターや天井には、木材がふんだんに使われた複合施設との調和を保つため飛騨杉が使われています。 また、図書館で借りた本を持ち込むことができるほか、蓋が閉まる容器に入った飲み物は館内に持ち出すこともできることから、早速、本を手にコーヒーを味わう人の姿も見られました。 訪れた人は「くつろげる場所ができてよかったです」と話し、岐阜市の細江茂光市長も「新たなにぎわいが生まれる」と期待を寄せていました。 スターバックスコーヒージャパンの店舗開発部の鈴木宏和さんは、「子どもからお年寄りまで地
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く