神戸製鋼所は8日、生産するアルミ製部材について強度など顧客が求める品質基準を満たしていなかったと発表した。取引契約に反して品質データを改ざんしていた。供給先は三菱重工業など航空機関連メーカーやトヨタ自動車など約200社に及ぶ。管理職も含め少なくとも数十人がかかわっており、不正が組織ぐるみだったことも明らかになった。品質検査に関する証明書を改ざんしていたのは、長府製造所(山口県下関市)や真岡製造
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激動の衆院選が10日公示(22日投開票)で正式にスタートする。野党の混乱と準備不足を突いた安倍晋三首相(63)による“国難突破解散”で自民圧勝ムードかと思われたところに、小池百合子都知事(65)が「希望の党」を立ち上げ、民進党が“合流”。民進党の解党騒動を受けて枝野幸男氏(53)が結党した「立憲民主党」が“意外”な人気を集めている。そんな中で希望が7日、元ジャーナリストの上杉隆氏(49)を比例代表東京ブロックで擁立する方針を固めたことが分かった。 小池氏がお膝元の東京に送り込む“ファイナルウエポン”は、第1次安倍政権の内幕を描いた「官邸崩壊」の著者で、本紙週末連載「言いたい放談」でもおなじみの上杉氏だった。 希望関係者は上杉氏擁立の背景をこう指摘する。 「“日本をリセット”すると掲げた小池氏にとって、政界とメディアの内情を知り尽くす上杉氏は改革の担い手として、欠かせない。加えて都知事選での
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