サンケイ新聞の知財特集の取材を受けました。取材にきたのは経済担当記者で、マンガのこと、漱石遺族として、などふだんしない取材をしているようです。記事はすでに掲載されてるようですが、サンケイWEBに特集取材の日記があり、そこにも書かれてます。 「夏目漱石の孫にお会いしました。」 「夏目房之介さんにお会いました」 とても好意的に書かれています。ただ、こういうコメント取材ではつねにあることですが、 本人からするとニュアンスの違いはある。死後70年延長問題には、たしかに僕は批判的です。そもそも「死後ン十年」の権利にまともな根拠がない、本人ではなく継承者が恩恵を受けることに論理的な正当性を見出せないんで。 しかし一方で、著作権を知財として考えたとき、国際的な競争の場面では日本だけ70年にしないことで生じる利益、不利益があり、著作権が国際的な関係の比重を高めている分だけ、大きな問題になる。もし、日本だけ
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