高層ビルに囲まれた首相官邸と公邸(中央)=14日午前、東京都千代田区、朝日新聞社ヘリから、葛谷晋吾撮影 東京・永田町にある首相官邸を取り囲むように高層ビルが次々と建設され、官邸側が「安全確保」に頭を悩ませている。官邸(5階建て)や公邸(4階建て)を見下ろせるため、政治の中枢がのぞかれかねず、要人への狙撃の恐れもある。このため窓の向きなどを建築主に要望している。 現在官邸の西と南の隣接地で高層ビル2棟の建設が進んでいる。「東急キャピトルタワー」(29階建て、完成予定7月)と「霞が関東急ビル」(17階建て、同11月)だ。 霞が関東急ビルは、完成部分には官邸に面した側に窓がない。官邸側が要望したとみられるが、設計した日建設計は「言えない」。東急キャピトルタワーの建築主の東京急行電鉄も「官邸側から要望を受けているのは事実だが、詳細は言えない」と口が堅い。 2005年開業の「東横イン溜池
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く