2012.02.14 ITニュース 2012年1月19日、日経新聞に掲載されたある記事が大きな話題を呼んだ。 「富士通、余剰SE変身作戦」 そう銘打たれた記事では、富士通がグループで抱える約3万人のSEの大がかりな職務転換に乗り出したと書かれていた。 事実、多くのSIerは、クラウドの普及や市場のグローバル化による開発単価の低下、受託開発市場の縮小といった大小さまざまな問題を抱え、変わることを余儀なくされている。 ではそんな中、生き残りをかけて変わろうとしているSIerは、具体的にどのような対策を打っているのか? また、SIerが変わることにより、そこで働くエンジニアにはどのような変化・適応が求められるのか? 人材革新への取り組みを発表した富士通と、実際に従来のSIer型ビジネスモデルから脱却し、すでに新たな方向へシフトチェンジを行っている企業の例から、これからのエンタープライズ領域で活躍