朝日新聞、NHKニュース、TBSニュースの報道とJR東日本のプレスリリース(PDF)によると、昨年末12月29日にJR東日本の全新幹線を管理するシステム「COSMOS」のトラブルにより、東北や上越など5新幹線が3時間不通となり、112本が運休し、帰省客ら13万7000人が影響を受けた問題で、原因はダイヤの変更作業の遅れだったと判明したそうだ。 このシステムは列車のダイヤや乗務員の配置などを管理するもので、ダイヤなどの変更が必要な場合、それらの情報を当日の午前5時までに入力する必要があるということだった。ところが先月29日は、悪天候の影響で前日に大幅に乱れていた山形や秋田の新幹線のダイヤを元に戻したり、年末の列車を増発したりと、入力するデータが、運行するほぼ全ての新幹線(389本)の車両のやり繰りを変える「過去に例のない作業だった」(JR東日本)と膨大になった。 終電後、29日分のデータの入