ユスラウメ(梅桃[4]、山桜桃[4]、学名: Prunus tomentosa)は、バラ科サクラ属の落葉低木の果樹。若枝や葉に毛が生えているのが特徴。庭園などに植えられる。サクランボに似た赤い小さな実をつけ、食用になる。俗名をユスラゴともいう。 名称[編集] 和名ユスラウメの由来について、植物学者の牧野富太郎の説によれば、食用できる果実を収穫するのに木をゆするのでこの名がつけられたのではないかとしている[4]。 現在では、サクラを意味する漢字「櫻」は、元々はユスラウメを指す字であった。ユスラウメの実が実っている様子を首飾りを付けた女性に見立てて出来た字である。 茨城県西南地域ではユスラウメとは呼ばず「よそらんめ」と方言で呼ぶ。福島県相馬地方では「リッサ」と方言で呼ぶ。 特徴[編集] 中国北西部[5]、朝鮮半島、モンゴル高原原産。日本へは江戸時代初期にはすでに渡来して、主に庭木として栽培され
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