抜書きはスキルと言うより、習慣に属すべき事柄だ。 その意味では、とりかかるのは早い方(今、今日から)がいい。10歳から始めていれば、20歳で10年分の蓄積がある訳だから。 やることは極めてシンプルだ。 目にとまったフレーズ、耳に残ったコトバを、書き溜めて行く。ただそれだけ。 紙のノートでも、Evernoteでも、なんでもいい。 というのも、検索は、あまり必要ない、すくなくとも最も大事な目的にとってはさほど重要ではないからだ。 抜書きされるものの中には、すぐに実用に供されるものもあるが、目的の中心はそこにはない。 例えば、忘れ果てた後に、どこかで同じコトバに再会することがあっていい。 書きとめなければ、その再会はなかったのであり、あとでまた触れることになるが、それこそが重要なところだ。 書いておくのは、抜き出したコトバの他には、日付と出典。 あと、できれば、コメントや感想、その他思いついたも