「今は後悔しかありません」 この「九州3児殺害事件」について全国紙社会部記者が解説する。 「田中被告は元妻と壮絶な夫婦喧嘩の後、昨年末に離婚し、元妻の連れ子の大翔くんを養子にしました。大翔くんへの度重なる暴行で、遺体には全身にあざや打撲がありました。田中被告は罪を認めて『子育てのストレスがあった』と説明。その後、実子と心中しようとしたが自分だけが死ねなかったと捜査当局は見ています。 桜島のホテルで見つかった遺書には『3人で一緒に死ぬ』『全部自分が悪い』などと書かれていました」 8月下旬以降、取材班は福岡拘置所に勾留されている田中被告と面会を重ねてきた。取材に田中被告は「真実をしっかりと伝えてほしい」と前置きした上で、「今は後悔しかありません」と徐々に重い口を開き始めた。 「田中涼二被告獄中インタビュー#1」で田中被告は、元妻との離婚後に3人の子供たちを引き取り、家事と育児に追われ、徐々に追