2023年9月6日のブックマーク (2件)

  • 子供が出来たので過去の恋愛の話をして終わらせることにする

    結婚する前、五年付き合った女がいた。 当然結婚するものだと考えていたが振られた。理由は俺の金遣いと酒癖の荒さだ。酔って彼女を殴ったらしい。 にはそんなことをしていないとは思う。尤もは気が強くそんなことをしたら即座に慰謝料をむしり取られて捨てられるだろう。は商社の総合職で収入もそう俺とは変わらない。実家の経済状況はお互い普通で、成り上がり組だ。 いわゆる俺たち夫婦はいわゆるパワーカップルだ。は先述したように商社の総合職勤務、俺は外資系金融。都内なら履いて捨てるような夫婦の出会いは結婚相談所でお互い条件ありきで恋愛というわけではない。 件の彼女との出会いは学生時代だった。関西の某大学だ。友達友達にすごく可愛い子がいて、一目惚れしたから紹介してもらった。桜井日奈子に似た青春の象徴みたいな子だ。 めちゃくちゃモテてた。顔だけで当然だけど彼女は実家が凄かった。祖父が某企業の創業者一族で

    子供が出来たので過去の恋愛の話をして終わらせることにする
    LethalDose
    LethalDose 2023/09/06
    自分がSNSをしないので友人その他のだれがSNSをしているのか知らないのだけど、元彼女のSNSを追い続けるのはよくある話なのかな。殴っておいてよく言う、と思った。
  • ピアス三つの、四十代中年男性の末路について

    しゃれにならないエピソードはない 身体加工といえばいかにも野蛮だが、それこそが文明のはじまりなのだ。誰も動物を野蛮とはいわない。野蛮は文明のはじまりなのであり、おそらく、文明もまた一種の野蛮のはじまりなのである。 おれは身体加工をしている。左耳に三つのピアスをつけている。耳たぶに一つ、ヘリックスに二つ。 おれは四十代中盤の中年男性で、いたって平凡なサラリーマンだ。 おれがピアスを最初に開けたのはいつか。会社員として働き始めたときである。大学生になったときでもないし、大学を中退したときでもない。会社員になって、ピアスの穴を開けた。 「開けてもらった」といったほうがいいかもしれない。 最初に、耳たぶに穴を開けたのは職場であって、ガチャンとやるピアッサーで穴を開けてくれたのは、上司の女の人だった。 ピアスを開けるのが普通の職場なのか? 違う。違うけれど、おもな客先は自治体や公共機関だ。 しゃれた

    ピアス三つの、四十代中年男性の末路について
    LethalDose
    LethalDose 2023/09/06
    “おそらく、文明もまた一種の野蛮のはじまりなのである。”?