NSKマイクロプレシジョン(東京都千代田区、石井俊和社長、03・5283・7420)は、精密ベアリング(写真右)を搭載して長時間回転するハンドスピナーを開発した。中心部を2本の指で挟み回転させて遊ぶオモチャで、12分以上の回転が可能になるという。7月上旬に発売を予定する。価格は未定。 ハンドスピナーは回転する動きを感じたり、眺めたりして楽しむ。欧米で流行し、日本でも注目されている。開発したハンドスピナーにはパソコンのハードディスクにも使用される精密ベアリングを搭載した。一般に回転時間は長くても8分ほどというが、12分以上の回転が可能とする。 同社は日本精工のグループ会社で、ミニチュアボールベアリングの開発などが主力。機械部品のベアリングを広く知ってもらう目的で、新型のハンドスピナーを開発した。