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2018年5月20日のブックマーク (4件)

  • Layer:01 Weird - ケヒャッ! - welcome back to wired

    玲音の「父」役・康雄をどういう存在として描くか、その結着のさせ方は、大林隆介さん(当時:隆之介)の演技を聞いてから決めた――と私は記憶しているのだが、1話のアフレコ後に終盤のシナリオを書いている事など有り得るのか、と考えると錯覚なのかもしれない。 ともかくも、大林さんの演技には強い感動を覚えた。 帰宅してからすぐさま、PCパーツ(多分この頃だとEISAバスの拡張カード)を増設する作業を始める父の部屋に、玲音はくまの着ぐるみパジャマを着て様子を伺う。 このくまパジャマの設定が描かれてきた時(シナリオ打ちには岸田さんは来なかった)、私個人の動揺についてはシナリオ注釈に書いたのだが、何より上田Pが「こんな媚びた服を玲音は着ねえ」とか言い出さないかハラハラした。 ここで中村隆太郎監督は、「いやこれは冗談で描かれたものじゃないんだ」と、上田Pと私に説明をする。 玲音は自分の家族にもおずおずとしかも

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    Lian
    Lian 2018/05/20
  • Layer:01 Weird - 瑞城ありす - welcome back to wired

    シリーズの玲音以外のキャラクターに安倍原案は無く、岸田隆宏氏がゼロから全てデザインを起こされた。後にAX連載などで、安倍君によるありすや英利の絵も描かれる事になる。 ありす、そして級友の麗華、樹莉はいずれも「ありす in Cyberland」のヒロイン3人と名前を共通させている。勿論岸田さんはそんな事情は全く知らずにデザインしているのだが、何となくキャラクターのバランスは近いものがあって興味深かった。 勿論、こんな成立事情は視聴者が知る由もない事で、無視して貰って構わないのだが、私がこういう「スターシステム」を用いていた事についてはいずれまた改めて書こう。 ここで書いておかねばならないのは「ありす」についてである。 物語を書いている時には何ら意識していなかったが、距離を取ってシリーズのストーリーを見返してみると、一種のラヴストーリーと読めなくもない事には気づいていた。あまり指摘された経験が

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    Lian
    Lian 2018/05/20
  • Layer:01 Weird - 四方田千砂 - welcome back to wired

    1話目だけは、何年かに1回は見返す機会があった。だがどちらかというと「見せる」というシチュエーションで、自分自身が没入して見返す感覚ではなく、冒頭の渋谷センター街の描写やコギャル(死語)など、流石に「古さ」を感じてしまうなぁという印象だった。 しかし、NAVI機材など部分的には風化していても、普通の生活環境、学校描写などは案外今と左程変わらないのではとも思った。 「serial experiments lain」の物語は、千砂という少女の自殺から始まる。 冒頭登場間もなく姿を消す少女――という在り様は、「Alice6」と重なると気づき、四方田千砂という名前になった。 「予め失われた少女」が即ち四方田千砂なのだった。 死んだ子からメールが届く――、というフックで始まるこの1話のストーリーは、言うまでもなくホラー仕立てとなっている。 ここで私が用いる「ホラー」は、原理主義的な意味でのホラーであ

    Layer:01 Weird - 四方田千砂 - welcome back to wired
    Lian
    Lian 2018/05/20
  • Layer:01 Weird - Aban-title - welcome back to wired

    という事で各話回顧に入るのだが、1話はあれこれ説明事も多く、到底1エントリで書ける分量ではない(ので分記する)。 オープニングの入る直前、ノイズから「プレゼント・デイ、プレゼント・タイム」というタイトルが入る。 シナリオではあくまでト書きの扱いで、どういうスタッフが読むのかは判らないので明確にこのシリーズは近未来ではなく「現代」です、というマニフェストのつもりで記していた。 これをネイティヴ・スピーカーにハイテンションで言わせた挙げ句、高らかに笑い声まで付加され仰天した。 当初は「悪趣味だなぁ」という印象だったのだが、短い「素」(す)があって、bôaの「Duvet」が始まり、あのオープニングが流れると、何やらまとまり感が生まれる。 アニメのオープニングは通常1分30秒で、楽曲によってはこのサイズに編集するのに苦心惨憺するものだ。 「lain」OPの、最後のグリーン地の玲音のバスト・ショット

    Layer:01 Weird - Aban-title - welcome back to wired
    Lian
    Lian 2018/05/20