「物理数学の直観的方法(長沼伸一郎 著)」が、物理数学のわかりやすい解説書としてベストセラーらしい。 このような書籍の存在を知らなかったのだけど、先日にブルーバックスから普及版が出たということで、さっそく購入して目を通して見た。 結論から言ってしまうと、理工系の学生は買っておいて損は無いだろう。 もしもオイラーの等式 を見て、何もイメージがわかないのであれば、購入すべきだ。 この書籍を読めば、これまで理解不能だった内容があらかた明瞭にイメージできるようになる!、と断言するのはちょっと難しいけど、ブルーバックスということで1000円ちょっとの価格で手に入る。 この価格で大学数学に対するアレルギーが軽減できるのであれば、安いものだ。 著者はよっぽど大学での数学教育にフラストレーションを感じたのだろう。その憤まんが書籍の行間から滲み出るどころか、紙幅の多くを割いて不満タラタラと言った感じだ。 作
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