2012年6月11日のブックマーク (2件)

  • 魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」 後編 - ゴールデンタイムズ

    667 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/29(火) 02:22:08.06 ID:b/P4ZjNFo 数刻すると、勇者の部屋に誰かが尋ねてきた。 規則正しいノックとともに、幼く、それでいてよく通る声が聞こえる。 隣女王「……陛下、入ってもよろしいでしょうか……?」 勇者「んぁ……?寝てた、のか。……どうぞ」 口の端から一筋の唾液を垂らしながら、入室を促す。 恭しくゆっくりとドアを軋ませながら入ってきたのは、やはり女王だった。 勇者「……何だい、一体」 隣女王「…あ、あの……」 勇者「?」 隣女王「心ばかりのおもてなし……と申したのを、お覚えですか?」 勇者「それが?」 隣女王え、ええと……つまり……」 勇者「つまり?」 669 : ◆1UOAiS.xYWtC :2011/11/29(火) 02:33:41.66 ID:b/P4ZjNFo 隣女王「

  • 魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」 - ゴールデンタイムズ

    1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/11/14(月) 23:51:07.56 ID:TJIgzyMa0 勇者「な、なにを言ってるんだ……?」 魔王「言葉通りだ。貴様の力に敬意を表して、淫魔国の国王に据えてやろうと言っている」 勇者「ふざけるな! 俺はお前を滅ぼす為だけに―――!!」 魔王「魔界の女はいいぞ、勇者よ。中には、堕ちた女神や堕天女もいる」 勇者「だ、だからなんだ」 魔王「ふふふ。あの者達の美しさたるや、地上の美姫など醜女に思えてくるほどだ」 勇者「……!」 魔王「交われば、もたらす快楽はそれこそ比類ない……神々ですら一度味わえば蕩け溺れる」 勇者「ゴクッ」 魔王「さらに魔界にしか存在せぬ性の魔具や魔導、淫の果実―――」 勇者「マ……マジで? い、いや! そんな誘惑に惑わされる俺では……」 魔王「淫魔の王になれば、その全ての歓待