学校でわがまちのリアルを語ろう-。リーダーを決める尼崎市長選(11月13日告示、同20日投開票)を前に、高校生と立候補予定者が意見を交わす「市長選ミーティング」が市立尼崎高(同市上ノ島町1)で開かれた。「尼崎の魅力は」「治安が悪いイメージをどうする」「いじめや体罰問題への取り組みは」。生徒から厳しい質問が飛んだ。 ミーティングは、同校の協力を得て神戸新聞社が企画。立候補を表明している社会福祉法人理事長で日本維新の会公認の大原隼人氏(44)と、同市の前教育長で無所属の松本真氏(43)の2人が出席した。 同校では1年生の2クラス80人が、地方自治や選挙制度などを学ぶ「公共」の授業で尼崎の魅力や課題について事前に学習。挙手して生徒代表になった5人が、それぞれの疑問を立候補予定者に投げかけた。 ■イメージ刷新 「治安が悪いイメージがなくならない。どうやって対処しますか」 大志万秀虎さん(16)は日