加藤文宏 安倍晋三氏が暗殺された。 事件から一夜明け、国内だけでなく諸外国の報道が出揃うと見出しや記事に内外のちがいがあらわれた。海外メディアには事件を「assasination / assassinated」暗殺/暗殺されたと表現するものがあるが、日本のメディアは「銃撃」で一貫している。 暗殺とちがい銃撃は手段のみを表す言葉だから使用されているのかもしれないし、凶行がもたらした結果を明確にしたくないのかもしれない。いずれにしても「暗殺」と定義すると乱暴さの際立つ発言が、我が国のメディアのそこここに登場している。 毎日新聞は、事実関係が判明しないなか憶測をもとにした論評を青木理氏に語らせている。 「ナショナリズムの旗振った安倍氏を、元自衛官がなぜ」 青木理さん 安倍晋三元首相が銃撃され亡くなった事件をどう受け止めるか。識者らに聞いた。 ジャーナリストの青木理さんの話 戦後最長の政権を成し遂