中川昭一前財務大臣の外遊先での「奇行」について、まことしやかなブラックジョークが流れています。今回の酩酊記者会見もバチカン宮殿での行動も、実は、「日本経済に対する信用を落として、独歩高を続ける円レートを正常化し、壊滅的な状況にある輸出産業をいささかなりとも救いたい」と考えた、財務省高官が仕組んだものだというのです。 勿論、ジョークの域を出ない話ですが、「何故、こんなに大事な局面で、そんなに酒を飲まなければならなかったのか?」「何故、お付きの人たちは、『大臣は体調不良』として、記者会見に代理を立てなかったのか?」「お付きの人達は、何故『バチカン見学の中止』を大臣に進言しなかったのか? 或いは、現場では密着して歩き、抱きかかえてでも『奇行』を止めなかったのか?」等々、疑問が噴出する中では、「もしかしたら、本当にそうだったのかも…」と考える向きも、実はかなりいるようなのです。 もともとのブラック
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