この話の、『大きな岩を最初に入れない限り、それが入る余地はその後二度とない』と言う言葉がとても印象に残りました。取り返しがつかないと言う言い方は大げさかもしれませんが、人間の習慣は中々変えることはできず、塵も積もれば山となると言うように、今日の生活が、人生そのものをあらわすようにも思います。自分にとっての岩を意識して過ごさない日が積み重なることで、重要ではない砂利や砂はあっという間に満たされるように感じます。 岩を意識しないと人生がもったいない 私は細かいことに敏感に反応してしまいます。例えば最近ですと、アパートの隣人の騒音、自分のことしか考えていない人に対してなど、気になりだすとそれが頭から離れないことがあります。でも、これも砂利や砂と一緒。本当に大切な事ではないこと。そんなしょうもないことで頭がいっぱいになっている自分を振り返り、いかに自分が無駄な事をしているんだろう・・と思いました。