周囲の方に分かりにくい高次脳機能障害 認知症、は診断としてよく上がるのですが、 高次脳機能障害、はあまり病名としては多く上がりません。 ゆえにか、福祉の現場でも なかなか理解がされず、 わざとできるのにしていないんじゃないか、 というイメージを持たれることもあります。 高次脳機能障害とは、 脳が部分的に損傷されて、言語、思考、記憶、行為、学習、注意などの 知的な機能に障害が起こった状態 (東京都医師会より) です。 外見は障害が目立たず、 本人も障害が認識できず 診察や入院場面よりも在宅での日常生活、社会活動場面で出現しやすい ことがあります。 だから、一見、退院してこられて元の状態に戻られたかと思っていて、 でもされていることが何か違っている、 ということがあります。 感情の起伏が激しくて、突然興奮されたりする方もおられるので、 もともとそんな方だったのか?と思われたりされるのですが、