【1】生薬を蒸し焼きにして、泥状の軟膏としたものは腫物、にきび、ねぶと、ひょうそ、面疔などの膿の吸い出しとして効果がある。吹き出物に全草の黒焼を飲んでも良い。 【2】十薬を1日10~40g煎じて服用または茶代用とすれば緩下、利尿、駆虫剤となり解毒、抗菌、抗カビ性があるので、各種化膿症、蓄膿症、腫物、胎毒、ピリン疹、月経疹、腎炎、膀胱炎、尿道炎、夜尿症、子宮や膣部の炎症、冷え性、高血圧、動脈硬化症、狭心症、肋膜炎、神経痛、風邪、頭痛、のぼせ、胃酸過多症、胃下垂、胃アトニー、便秘、痔疾、痔瘻、皮膚病に効果がある。脳病一切にも良い。原因不明の病気には煎液を服用すると良い。胎毒のある乳児には、母親がドクダミを煎じて服用し、乳を飲ませると良い。 【3】生葉をもんではるか、生葉汁を塗布または煮詰めて軟膏として塗布すれば化膿症、にきび、湿疹、痔、腫物、ひょうそ、いんきん、たむし、その他の皮膚病、打ち身、