サーバー側と通信中に途中経路上で問題が発生するなどしてパケットをロストした場合、UDPであれば単純にそのパケットは失われる。TCPであれば再送機能が動作して、ある程度の期間の通信経路断(ケーブルが抜けるとか)は乗り越えてくれるはず。それ故にTCPなのだから。 今回は『ある程度の期間』とか『はず』というところを実際に検証してみた。この検証を行うきっかけになったものの関係で Windows Server 2008 R2 をクライアント側にし、Telnetクライアント側からTelnetサーバー側へのパケット通信を再送させる。 再送機能を制御しているパラメータ TcpMaxDataRetransmissions TCP通信において、パケットの再送を何回行うかを制御しているパラメータ。デフォルトは 5 であり、5回再送することになっている。 Windows XP での TCP/IP と NBT の構
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