米Intelの副社長兼モバイル・プラットフォーム事業部長であるムーリー・エデン氏(写真1)は10月18日,同日開幕した「WPC TOKYO 2006」でノート・パソコンの将来像に関する基調講演を行った。エデン氏は「2007年は,次世代無線規格『WiMAX』と,次世代無線LAN規格『IEEE 802.11n』の普及の年になり,ユーザーの利便性が大きく向上する」と主張した。 エデン氏は冒頭,「ノートブック・パソコン(以下ノートPC)が,現在のパソコン市場のけん引役になっている」と強調した。日本市場では既に,パソコンの出荷台数に占めるノートPCの割合が50%近くになっているが,米国や西欧でもノートPCの割合が高まっている。2002年の段階では,米国西欧とも20%台に過ぎなかったノートPCの割合が,2006年には西欧で50%弱,米国でも40%弱の水準に高まっている。2008年には両地域でも50%を
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