近年におけるスマートフォンやタブレットの普及や、ワークライフバランスの考え方が浸透してきたことから、在宅勤務(テレワーク)による仕事が注目されるようになりました。 ただ現時点において、在宅勤務の導入については、企業や業種によっては積極的に推進しているところもあれば、まだ消極的なところもあるかと思います。 少し過去のデータになりますが、総務省平成30年通信利用動向調査によれば 、在宅勤務の導入率が高い業種は「情報通信業の25.6%」「金融・保険業の19.5%」であるのに対し、 導入率が低い業種は「卸売・小売業の4.7%」「運輸・郵便業の2.7%」 となっていることから、その業務内容によって在宅勤務がなじまない業種というのもあり、一概に在宅勤務を導入すべきと考えるのではなく、その業種や業務内容によって適切に判断していくことが必要だと思われます。 また、従業員数別に見てみると「従業員数5000人