https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1427813624 コンセプトがなければ、芸術としての基盤自体が怪しくなるんじゃないでしょうか? 障害者のいわゆる「アウトサイダー・アート」の多くには、コンセプトらしいものは見当たりませんが、逆に、そのこと自体によって、それらをアートと呼べるかどうかを危うくしているのです。 言うなれば、人間が作品を作ろうとするときには必ず何らかのコンセプトを抱いているはずです。 もっと言えば、人間はもはや生きていること自体にコンセプトを必要としている。 だからこそ、芸術という、他の動物には見られない高度な精神文化を築けたんじゃないでしょうか。 ですから、本人がみずからの作ろうとする作品を「芸術だ」と意識した瞬間に、それはコンセプトを帯びてしまうのです。 そして、芸術の持つ、そういった本質を