私たちがアイデアを発想してから、それを実行に移すまでには、いくつもの壁があります。その中でも大切だけど見落としがちなのは、「感情」の壁です。 人間である以上、どんだけ論理的に正しいと判断しても それを最後まで推進していく上で、感情を無視できません。 アイデアを思い付いた時は気持ちが盛り上がったけど、 いろいろと考えていくうちに、マイナスな面に意識が向いてしまうことがよくあります。 その過程で、最初の気持ちがだんだん盛り下がり、失速していくというパターンに陥ります。 私たちは、強く意識しないと、必要以上に思考が後ろ向きになりがちのようです。 特に理詰めで物事を考えだすと、批判的な視点が強まる傾向があります。 建設的な批判ではなく、破壊的な批判。 その結果せっかくの良いアイデアに対しても、不確実な不安要素に焦点が集まり、 まず感情的に「やっぱりやめておこう」となってしまいます。 その後、その感