「恋愛状態にある自分」と「恋愛状態にない自分」では、どっちが「本当の自分」なんだろうね? 例えば誰かを好きになっていく過程では、その人に吸い込まれるように、目に見えるもの、耳に入るもの、 頭で考えることが、日々変化していく。 実感としては、心と身体が、丸ごと入れ替わるかのよう。 それを動的平衡と呼ぶなら、流動的な自分そのものが自分、と言えるのかも知れないけど、 自分が自分について考えるときはそう割り切れないよね。 「本当の自分」という言葉自体、五反田先生に叱られそうな設定ではあるけど、 人が何かを決めようというとき、どうしても自分へ向けて発してしまう問いだと思うんだな。
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