テスト項目 アプリケーションの開発において、テストは必須作業である。脆弱性の発生原因の1つは、このテストが不十分であるという点にある。Webアプリケーションの検査では、入力チェック漏れやサニタイジング漏れの検査を行うが、本来であれば、これらの検査は開発時のテスト工程で行うべきものだろう。 例えば、最近騒がれているSQLインジェクションについては、シングルクォート「'」の入力や、「' or 1=1--」といった文字列を入力した場合の反応をチェックするテストを行うとよい。SQLインジェクションは、これらの文字列の入力だけで確認できるわけではないが、少なくとも、これら文字列を入力した場合にエラーが発生したり、間違った動作をしたりしなければ、完璧ではないものの、最低限の目安にはなるだろう。実際のテストでは、脆弱性ごとの入力パターンをテスト項目に含めるようにすることを推奨する。 以下に簡単ではあるが
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