ASUSが2008年1月に発売した「EeePC」を皮切りに、日本国内でも続々と登場したネットブック。当初は非常に割り切ったスペックで、よほどの上級者でないと手を出せないものだったが、ストレージの容量も増えるなど、ほとんど支障なく使えるスペックの製品も登場した。いまやノートPCの1ジャンルとして完全に定着した格好だ。 ネットブックの勢いが止まらない 年末商戦のこの時期、新製品が続々と登場し、価格改定も行われている。販売店でも展示スペースが増え、最初はマニアしか使いこなせないものだったのが、2台目、3台目に気軽に買えるパソコンとして浸透しはじめている。元来、若年層への普及を目指したところからスタートしたネットブックだが、ここにきてようやく当初のユーザー層への普及が始まった。 とはいえ、実際には普通のパソコンに対してあまり安くない5〜6万円が中心ゾーンだ。光学ドライブはなく、液晶の解像度は102