試験や刺客があるの?
石川県内各地に残る建築物や絵画など文化財の所有者が、資金不足から修復や保全に苦慮している。野々市市二日市の荒川神社では、氏子の5年越しの努力が実り、巨大な絵馬の文化財指定と、修復費用の確保にこぎ着けた。一方で、資金不足から修復できず、劣化が心配される文化財も少なくない。 ◆文化財に指定 掛け軸や古文書を修復する県文化財保存修復工房(金沢市出羽町)に6月下旬、荒川神社から縦約1メートル、横3メートル54の巨大な絵馬が二つ運び込まれた。絵馬は、絵の具や紙が無数に剥がれ、職人が丁寧に修復していた。 絵馬は、織田信長と大坂本願寺との「石山合戦」を描いたもので、江戸時代後期の作品とみられる。神社の拝殿に、もう一つの絵馬と共に飾られていた。 拝殿の改築に合わせ、氏子が約5年前に絵馬の扱いを協議した際、「修復は高額で難しい。燃やして捨てるしかない」との意見が多く出たという。危機感を抱いた氏子の北村成人さ
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