能、歌舞伎では、舞台がこうなっています。 通路側が下手 逆の方が上手 わたくし、全然 能について知らないので、小学校の教科書に載っていた狂言『附子』しか例として取り上げることができないのですが、 冒頭の主人によるナレーション。 太郎冠者、二郎冠者が 通路から→方向に歩いてきます。 主人が外出を告げる場面。 所謂、上手 下手 をよく表している画面です。 上手とは基本的に身分の上のものが着くポジションであり、下手とは下の者。 もしくは、 舞台を家とみなした場合、家の所有者が上手につくこととなります。 典型的歌舞伎の一シーン。ダメ男が女の家に来て泣きを入れる。 「あおげ、あおげ」「あおぐぞ、あおぐぞ」 扇子で風を送る方向は → です。 現代の映画の進行方向的にこの狂言を見ると 画面の登場人物にとって、目標対象は黒砂糖であり、 さらには、 中央舞台への通路は → なのですから、 物語の進行方向は
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