“初音ミク”で記事検索していたところ、納税通信という聞きなれない媒体の「人気爆発「初音ミク」って誰?/究極のオタク税務/動画サイトにアクセス数百万件/ヒット曲次々 着うた配信で収入も」(2008/12/01)という記事がヒットした。調べてみると税理士さんとか資産家向けの専門紙らしい。 記事では、初音ミクのヒットを取り上げ、初音ミクを使って作曲された曲が携帯電話の着うたとして有料配信されたりカラオケ化していることを紹介し、その後に専門紙らしくこうした所得の取り扱いについての解説が続く。 一般的な会社員(年収2千万円以下)が趣味で作った初音ミク曲で着うた配信などの著作権料を得る場合、「一般的に は雑所得に該当する」(税務当局)。つまり初音ミク曲で生じた雑所得とそのほかの雑所得の合計が年間20万円を超えれば確定申告の必要が出てくるわけだ。 雑所得はその計算上、必要経費を控除することができる。この