12月9日、東芝はNANDフラッシュメモリーを生産する四日市工場が、8日早朝に発生した瞬間的な停電により操業停止中と明らかに。写真は都内の電気店で11月撮影した東芝製のメモリーチップ(2010年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 9日 ロイター] 東芝6502.Tは9日、主力製品のNANDフラッシュメモリーを生産する四日市工場(三重県四日市市)が、8日早朝に発生した瞬間的な停電により操業停止中と明らかにした。 10日には通常操業に復旧する見込みとしているが、来年1月から2月にかけてNANDフラッシュメモリーの出荷量が計画に対して最大2割落ち込む可能性があるという。 東芝の説明によると、8日午前5時21分、中部電力9502.Tからの電力供給が瞬間的に停止した。これに伴い四日市工場の一部の装置が停止。現在も復旧作業が続いているが、9日午前の段階で7割程度が復旧しているという。損