楢崎正剛が列に並んだ人たちと次々に握手し、三都主が募金を呼びかけるために声を張り上げ続ける。日本代表の藤本淳吾も、選手会長の小川佳純も、会場に来ることができた21人の選手全員が募金箱を持って広場に立った。 東日本大震災から8日間が経過した3月19日、名古屋市内において名古屋グランパスの選手たちが義援金を呼びかける街頭募金活動を行なった。約5000人が駆けつけ、1時間で約395万円が集まった。 もちろん、こういう活動をしているのは、グランパスだけではない。Jリーグの被災を免れたクラブの多くが、街頭で募金を呼びかけた。日本プロサッカー選手会(JPFA)は公式HPにおいて、選手から提供されたスパイクやユニフォームでチャリティーオークションを実施した。 これから復興に向けて、さらに大きなサポートが必要になる。Jリーグとしては幅広い層に呼びかけられる強みを生かし、これを一過性にせず、引き続き募金活動
![J2水戸の経営状態は深刻……。被災したクラブをどう支援すべきか?(木崎伸也)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f49d370e755043f0c076f4024b78526687d4f2b8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2F3%2F-%2Fimg_33b69ad6a4c0fab7cd4567876519e900346047.jpg)