肥満防止へ「ポテチ税」=菓子類や清涼飲料水が対象−ハンガリー 肥満防止へ「ポテチ税」=菓子類や清涼飲料水が対象−ハンガリー 【ベルリン時事】ハンガリー議会は11日、国民の肥満防止を目的にカロリーの高い菓子類や清涼飲料水に課税する通称「ポテトチップス税」の導入を賛成多数で可決した。9月から施行される。 糖分の多い飲み物やスナック菓子などが対象で、税額はポテトチップスが1キロ当たり200フォリント(約85円)、アイスクリームは同100フォリント。ハンガリーでは国民の肥満対策が課題になっており、政府は税収を健康問題の啓発キャンペーンに充てると説明している。 地元メディアは当初、新税を「ハンバーガー税」と報じていたが、ファストフードが課税対象から外れたため、ポテトチップス税と呼ばれるようになった。(2011/07/12-08:54)