“フュージョンのゴッドファーザー”と呼ばれたギタリスト、ラリー・コリエルが日曜日(2月19日)、滞在先のNYのホテルで亡くなった。代理人によると、彼は睡眠中に息を引き取ったという。自然死だったと伝えられている。73歳だった。 ◆ラリー・コリエル画像 テキサス州出身のコリエルは、70年代初めにランディ・ブレッカーらとフュージョン・バンド、イレヴンス・ハウスを結成し、マイルス・デイヴィス、チェット・ベーカー、ロン・カーターらジャズ界の巨匠たちと共演。早くからジャズとロックの融合に取り組み、ジャズ・ロックのパイオニアと評された。日本との縁も深く、日野皓正、山下和仁、渡辺香津美、井上陽水らと共演してきた。 その死は突然に訪れ、前日、NYのジャズ・クラブでプレイしたばかりだったという。夏にはイレヴンス・ハウスのツアーも予定していた。 金曜日(24日)、NY市内の寺院で葬儀が執り行われる。 合掌。 A
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