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2017年7月9日のブックマーク (5件)

  • sunset

  • MarHearさんの感想・レビュー

    今更ながら、ブックオフ一冊100円で買ったグミ・チョコレート・パイン三部作を夜なべして一気読み。 コミカルな設定や展開、文章に溢れながらも、青春のリアルを描ききった名作。自分自身の物語のように読めない人がいようか(いるかな?)。 特に山口美甘子の造形が素晴らしく、読者である僕たちも読後、美甘子の幻影を負い続けてしまうのではないか。 まさに日文学を代表するfemme fatale。 #大槻ケンヂ #角川文庫

    MarHearさんの感想・レビュー
  • 『グミ・チョコレート・パイン パイン編 (角川文庫)』(大槻ケンヂ)の感想(147レビュー) - ブクログ

    個人的に、陰キャと陽キャの大きな踏み絵になるものとして、「青春時代に深夜ラジオを聴く習慣があったか」があると思ってる。(陽キャはラジオというメディアを必要としない。というかラジオがつけ込む暇がない)さらに陰キャの中でも、「グミ・チョコレート・パイン 」を読んでるか否かも加えていいかもしれない。それぐらい、ある意味、コーランみたいな小説だ。 「グミ・チョコレート・パイン」は、17歳ぶりに読んだら、少し喰らってしまった。 率直な感想は「この子達はまだ未来があっていいな‥」だったりする。当時の同族嫌悪とは違う感情。 童貞な分伸びしろがある感じと言いましょうか。もっとフィジカルに生きなくては!こんな月々の読書記録とかまとめてないで、と叱咤されてる感じでしょうか。 銀杏BOYZは「あいつらが簡単にやっちまう30回のセックスよりも『グミ・チョコレート・パイン』を青春時代に1回読むってことの方が僕にとっ

    『グミ・チョコレート・パイン パイン編 (角川文庫)』(大槻ケンヂ)の感想(147レビュー) - ブクログ
  • 『グミ・チョコレート・パイン チョコ編 (角川文庫)』(大槻ケンヂ)の感想(141レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ 大橋賢三は高校二年生。学校のくだらない連中との差別化を図るため友人のカワボン、タクオらとノイズ・バンドを結成するが、密かに想いを寄せていた美甘子は学校を去ってしまう。愛と青春の第二章。

    『グミ・チョコレート・パイン チョコ編 (角川文庫)』(大槻ケンヂ)の感想(141レビュー) - ブクログ
  • 『グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)』(大槻ケンヂ)の感想(281レビュー) - ブクログ

    まず、簡単に感想を書けるようなレベルのじゃないと思った。 もちろん純文学ではない。 どちらかというとエンタメ小説、大衆小説だと思う。 でも、アートだと思う。 下らないことがたくさん書いてある。無駄な言葉の垂れ流しにも見える。(前半にオナニーという言葉がどれだけ出てきたことか、ギネス認定される数だと思う。) ストーリーも大したこと起こらないし、男子高校生が女の子に片思いしていて、バンド組みたいと思っている。というだけの話。 前半はバカバカしいなと思いながらも、ページをぐいぐいめくってしまう自分に不思議を感じる。中盤、主人公が山口美甘子に映画館で会うあたりからマジックが効きだし、物語は最後まで疾走し、私はもう主人公たちの一員になったように、わくわくしてしまう。 この小説は、すべてのイケていない野郎どもを肯定する暖かさに満ちている。 かけがえのない純粋さを持て余す、永遠の無駄遣い。そこに優しい

    『グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)』(大槻ケンヂ)の感想(281レビュー) - ブクログ